散歩すると手足が温かくなる-25Feb20202

  • 松嶋範男
  • 2020/02/25 (Tue) 20:22:48
新型コロナウイルスの感染が日本を蔓延するかもしれない。感染者に接触しない。次に、コロナウイルスをやっつける効果的なワクチンや薬がない状態では、個人的には免疫力あげ手を洗う。これ以外に方法がない。この冬、毎週5日、1時間散歩をしている。漁港を往復するコースである。歩きはじめて30分ほどすぎると、かならず手足がポカピカ温かくなる。血液が体中を循環するのであろう。

この散歩が、ある意味で至福の時間である。クッタラ湖を囲む外輪山を眺めながら、いまとりかかっているウイルスがコードするロイシンリッチ蛋白質の論文をどうするか考えるのである。博物館学の単位認定試験が終わってから、この論文の作成に集中している。この研究は、ファイルをしらべてみると2006年からスタートしている。すでに、15年ほどへていることになる。退職後の仕事として残していた。一度、論文作成を試みたが、他の研究に時間をとられ進んでいなかった。

ところが、巨大ウイルスが発見されてから、一気にウイルスのロイシンリッチ蛋白質のデータが飛躍的に増加しはじめた。特に、ここ2,3年はその増加は著しい。昨年末まで、データベースから検出したLRR蛋白質の数は680を数えていた。これをどう処理し、何か新しいことを発見することができるか、これが問題である。ここまで、どれだけ時間をかけているのだろうか。再びHard Workとなる。この結果は、今年中に報告したいと考えている。
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